世界でたった2%の本物の香り
こんにちは。
ヤングリビングのアロマ歴8年の中村あかりです。
突然ですが、あなたはアロマオイルはどうやって作られているか知っていますか?
その前に、アロマオイルとエッセンシャルオイルと精油の違いがわかりますか?
アロマとは、広い意味での『香り』を指します。
すなわち、香りさえすればなんだってアロマと表現できるんです。
例えばコーヒーの香り。これもアロマです。
洗剤の香り、牛舎の匂い、カレーの匂い、全てアロマ。
ちょっと面白いですよね。
アロマオイルのことを短縮して呼んで、単にアロマとも言います。
では、アロマオイルとエッセンシャルオイルの違いは?
実はここはちょっと複雑です。
エッセンシャルオイル=アロマオイルであって、
アロマオイル=必ずしもエッセンシャルオイルではありません。
ややこしいので、お肉に置き換えてみますね。
牛肉=お肉であって
お肉=必ずしも牛肉ではありませんよね。
エッセンシャルオイル(牛肉)=アロマオイル(お肉)であって
アロマオイル(お肉)=必ずしもエッセンシャルオイル(牛肉)ではないのです。
アロマオイルとは、広範囲のものを指します。
反対に、エッセンシャルオイルとはアロマオイルの中でも一部を指します。
なんとなくイメージ出来たでしょうか?
ここから先はお肉の例えは当てはまらないので、お肉の話はここまでにします。
アロマオイルって、いろんなお店でよく見かけませんか?
100均からデパートまで、幅広いお店で取り扱いがあります。
では、安価なものとそうでないものとの違いは何でしょう?
アロマオイルは、合成のものもあります。
ラベルに天然と書かれていても、100%天然ではなかったりします。
ほんの数パーセント天然で、ほとんど合成というのもよくあります。
つまり、いろいろと混ぜ物がしてあったりします。
それに比べてエッセンシャルオイルとは、100%天然の植物から採れたオイルを指します。
ちなみに、エッセンシャルオイル(英語)を和名でいうと、精油になります。
エッセンシャルオイルと精油は、同じです。
YL社のアロマオイルは、エッセンシャルオイル(精油)に当てはまります。
植物の葉・花・茎・根・果皮・樹脂・樹皮・種子の部分に含まれている
植物のエッセンシャル(必要不可欠)なエキスを
ギュッと凝縮したものがエッセンシャルオイルです。
人でいう必要不可欠な液体は血液ですよね。
同じように、エッセンシャルオイルはまさに、植物の血液とも言える
大きな役割を担っています。
例えば冬、みかんがスーパーなんかで売られていますよね。
コタツにみかんって最高です。
一袋買って帰って、数日間食べていると
買ったばかりはハリがあってつやつやしていたみかんも、
日にちが経つと、だんだんとシワシワになってきたという経験はありませんか?
小学生のころ、給食でみかんが出ると、皮から出る汁を飛ばしてよく遊んでいませんでしたか?
実は、あれがエッセンシャルオイルです。
柑橘系の果物の皮の表面にはつぶつぶがあって、そこにエッセンシャルオイルが蓄えられています。
腐らないように、身を守る役割をしています。
木からもがれて日にちが経つと、どんどんそのエッセンシャルオイルを使って身を守り、
エッセンシャルオイルの量が少なくなると、腐ったりカビが生えたりしてきます。
ペパーミントは葉っぱからエッセンシャルオイル(香り成分)を放出して
虫が寄ってこないようにして自分の身を守っています。
木は傷ついたところを癒そうと、樹液を出します。
それが、エッセンシャルオイルです。
私たちもケガをすると血が出てかさぶたを作って、傷を治そうとしますよね。
植物も同じなのです。
花は甘い香りで虫を誘って受粉させ、子孫を残そうとしたり、
敵に食べられないように敵だけがいやがる匂いを発したり・・・
エッセンシャルオイルには、植物の生き延びるための叡智がたくさん詰まっています。
さて、ここまではアロマオイルとエッセンシャルオイルと精油の違いのお話でした。
ここからがようやく、YL社の製品がなぜ世界中の人々から熱く支持されているのか?になります。
それはやはり、品質が桁違いにトップクラスだということが
一番の大きな理由になっているのではないかと私は考察します。
エッセンシャルオイルといっても、やはり品質がそれぞれのメーカーで全く違ってきます。
100%天然でも、その植物がどんな土壌でどのように育てられ、どのように収穫・蒸留されて
どのような検査を受け、製品になるのか。
私たちの手元に届くまでにいくつもの過程があります。
植物なのでその年の気候に左右されやすく、どうしても収穫量や品質にバラツキがでてしまいます。
なので、YL社の製品は欠品になることもよくあります。
欠品になると欲しい製品が手に入らなくて困るじゃないか!という声が聞こえてきそうですが、
言い換えれば、それだけ品質を徹底して一切妥協しない製品を
私たちに提供し続けてくれている。私たちの信頼を大切にしてくれている。
ということになるのではないでしょうか。
YL社は世界中に自社農場を持っていて、その土地その土地に合った植物を栽培しています。
農場選びを大切にしていて、今までに一度も開墾されたことのない山奥等に
(微生物等の土壌の生態系が乱れていない土壌・化学物質で汚染されていない土壌・
高電線から一定距離以上、十分に離れている場所・飛行機の航路になっていない場所等々)
まずは木を伐採して道を作るところから始め、数年かけて湖を掘り(天然水で育てるため)
何年もかけて農場を作ります。
そこでは化学肥料は一切使わず、なんとミミズ小屋までつくってミミズを育て
環境に優しい方法で植物を大切に育てています。
害虫除けにはペパーミントのエッセンシャルオイルを振りかけたりして、
一切化学物質に触れずに育てているそうです。
YL社の製品はオーガニック表示こそしていませんが、正真正銘完全なるオーガニックです。
(そこの土壌で3年間無農薬だとオーガニック認定が取れるそうです)
↑YL社は以前に一度でも農薬や化学肥料等を使ったことのある土地は、
土壌の生態系が乱れると考えているので、そのような土地では植物を育てません。
土壌をチェックするときは土を食べてみて(口に含んで)美味しいかどうかも基準にすると
前日本支社長が以前言われていました。
(支社長は農場見学に行った際、YL社の創設者であるゲリーさんに土を食べてみてと言われ
実際にジャリジャリと食べたらしく、後で口に含むだけということを知ったらしいです。笑)
土壌が整ったら次に種を蒔くのですが、
種選びもその年に特に元気で大きくて色が濃くて生育の良い植物の種を採取して蒔くそうです。
例えばラベンダーだと、挿し木(クローン)が一般的で
簡単短時間にたくさんの一定した基準のラベンダーを育てることができますが
やはり自然の姿ではないので、種まきするところから一から始めるというこだわりがYL社にはあります。
挿し木に比べると、種からでは成長スピードがかなり遅いですが、YL社は手間を惜しみません。
全ては植物のあるべき姿、自然な成長を大切にしています。
また植物を大切に扱いますが、過保護には育てません。
ラベンダーに水を遣るのは苗を植えた時の1回のみ。
生命力の強いものだけが生き残るような仕組みになっています。
そして体調の悪いスタッフや、朝奥さんと喧嘩して機嫌の悪いスタッフがいたら
農場には入れず、その日は帰ってもらうという徹底ぶりで
(植物がその人を癒そうと成分を放出し、採れる有効成分が少なくなってしまうため)
私もこの話を聞いた時には「え!そこまでするの?」と非常に驚きました。
植物にストレスがかからないように、植物を第一に考えているということが伺えますね。
そして収穫も、この列は今日、隣の列は少し成長が遅いから様子をみて後日収穫といった感じで
一気に収穫するのではなく、一番成分が採れる最高潮の時を見計らって収穫するそうです。
そして蒸留も、例えばラベンダーだと
収穫後に●時間経ってから一番良い状態の成分が採れるときに・・・と、細かく決められていて
全ては植物優先になっています。
そして、蒸留が一番難しくて大切な工程と言われていて、
化学物質を使ってエッセンシャルオイルを抽出する他社がほとんどの中、
(化学物質を使うと早くて簡単にオイルを抽出することができる)
YL社は農場に蒸留所を作り、
自然な方法で穏やかに時間をかけて成分を壊さないように慎重に抽出しています。
例えば、YL社の場合
直径2.5m、高さ6mの大きなステンレス製の窯に
カモミールをパンパンに詰め込んで蒸留すると、
どのくらいのエッセンシャルオイルが抽出できると思いますか?
→答えは150ml(牛乳瓶1本分にも満たないです)
しかも、実際に製品として世に出回るのはこのうちの30ml、
すなわち15mlの瓶2本分です。
また、YL社で一番高価なローズのエッセンシャルオイルは
1滴に約50本ものバラの花が必要となります。
(価格の高い安いには、それぞれちゃんと理由があるのです)
100%天然のエッセンシャルオイルと表示がされていても、
蒸留するときに化学物質が使われていたりするものもあるので注意が必要です。
(化学物質に触れてしまうと、せっかくの植物の成分が変化してしまって
植物の力が最大限に発揮できなくなるので)
そして蒸留が終わったら、次は第三者検査機関に出し、
それだけでもう製品としては十分なはずですが、
YL社は独自にもっとハイスペックな検査の機械をいくつも導入して
自社の基準に合った成分かを調べ、自社基準を満たしたエッセンシャルオイルだけが
私たちの手元に届けられています。
なかなかのこだわりようですよね。
YL社は独自の厳しい基準に合ったものしか世の中に流通させないようにしています。
YL社のアロマオイルが世界でたった2%しかないセラピューティックグレード(治療等級)のエッセンシャルオイルであるということも納得できますね。
セラピューティックグレードのエッセンシャルオイルだけが、本当の意味で身体も心も癒すことができると言われています。
私は実際にYL社の本社(アメリカ ユタ州)に行って、
農場や蒸留施設、働いている人たちを実際にこの目で見てきました。
だから信用ができるのです。
YL社が言っていることはすべて真実なのだと確信が持てるのです。
希望すれば世界中の農場の見学もできるみたいですが、
実際に農場や蒸留施設などすべてを見せてくれるメーカーはアロマ業界ではなかなかないそうなので
YL社はそういう意味でもぶっちぎりな存在の異端児的なアロマオイルのメーカーであると私は思っています。
化学物質などで混ぜ物をされて薄められているオイルと
化学物質を与えられたり使われて抽出された植物のエキスを凝縮したオイル、
一度も化学物質に触れることなく、自然の中で悠々と育った植物のエキスを凝縮したオイル
あなたなら、どれを使いたいですか?
またどれを使ったときに、あなたの心と身体は植物からの恩恵を感じると思いますか?
YL社のエッセンシャルオイルは、また使いたい!と思うことが出来るアロマオイルです。
世界中に支社があり、愛されているエッセンシャルオイルのメーカーです。